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ネット小説第3弾。書き直し中なのよ。


by tsado13

ゆるい女(その8)

               ・・・・・・・・★14・・・・・・・・
ママの経営するソープランドの売れっ子の河村春香と、僕の姉の大森ミドリは、現在、花の19歳。中学のときからの知り合いで、大の仲良し。二人共、教師に反抗的で、クラスのワル仲間の中心的存在だったんだって。
ハルカとミドリ、共通点が多いんだ。母親がシングルマザーで父親がいなかったし、美人なので男の子に持てまくっていたし、勉強はほとんどしなかったのに成績は良かったし。

高校時代、姉は、校則違反の超ミニスカートのヘソ出しルックで登校していたが、それを教師にチクったクラスの優等生の女の子に復讐したんだ。
ハルカと二人で、その子のスカートをめくって、大勢の男の子達の目の前でパンティーを剥ぎ取り、尻だしルックで廊下を歩かせ、仕上げに学校の池に突き落としんだって。

家が金持ちで、美人であることを鼻にかけたクラスの女の子が、ハルカの天然パーマを馬鹿にしたんだ。確かに艶やかなロングヘアーを持っていたのだけれども、容姿を傷つけられた女は、やはり復讐の鬼に変身するだってな。怒りくるったアキノは、なんと、ミドリに手伝ってもらって、その子の自慢の素敵なロングヘアーを野暮ったいショートヘアーにカットにして、大泣きに泣かせたんだってさ。それだけも、怒りが収まらず、やはり男の子達の見ているところで、パンティーを剥ぎ取り、女性器のビラビラが見えるようにアンダーヘアをグチョグチョに切ったんだそうだ。
てなことなどで、一緒に何度か停学をくらったんだそうだ。

いつもつるんで行動していたためか、二人は、思考回路も似ていて、処女を失ったのも、ほぼ同じ時期だったらしい。
放課後、やはりつるんで、校舎内の部室でも、学校の屋上でも、近くの河原でも、男共とバンバンはめまくり、学校に、教科書は忘れてもコンドームだけは決して忘ないというのが、二人の間の矜持だったらしい。
気軽にやらせてくれるので、男の子達の人気は抜群。教師たちも、二人には相当に気を使っていたそうだ。


ミドリ姉さんに大学生の彼氏ができて、3人で、夜遅くまで繁華街を遊び回り、最近は、深夜を過ぎてから、僕の家に皆で泊まって行くことが多くなったんだ。
ママのユキは、仕事だけでなく、若い男との遊び歩きも近頃は忙しくなっているようで、朝、明るくなってから家に帰ってくるんだ。
ミドリ姉さんのベッドは、姉さんが彼氏と一緒に寝るんだ。寝込む前に一発はめるのがいつものスタイル。
あの落ち着いた、冷静な姉さんが、上になったり下になったりして、ベッドを大揺れに揺らし、大声で吠えまくり、わけのわからない悲鳴を上げて泣き叫ぶんだ。俺、びっくりして、心臓がドッキドッキさ。でも、ハルカ姉ちゃんが教えてくれたんだ。二人がやってるのはセックスという行為で、それがとんでもなく気持ちがよくて、とても愉しいことなんだと。
俺、セックスに興味を持ったけど、俺みたいな身体じゃ、できないんじゃないかと、半ばあきらめていたんだ。

ハルカ姉ちゃん、ソファーに座って、二人の行為を眺めていたみたいなんだけれど、セックスが佳境に入る頃、行き場がないので、同じ部屋の、少し離れたところにある僕のベッドにもぐりこんでくるんだ。ハルカ姉ちゃん、何故か、素っ裸の熱い身体でになっていて、俺をギュッと抱きしめてくれたんだ。そのとき、自然と口と口を合わせてを吸い合っていたような気がしていたんだ。少し息苦しかったけれど、ハルカ姉ちゃんの裸の肌に触れ、唇を合せるのは、素晴らしい快感。いつの間にか、ハルカ姉ちゃんと一緒に寝るのを心待ちにするようになっていたんだ。とりわけ意識などしたことがなかったのに、ハルカ姉ちゃんのことが好きになっていたんだ。

「ハルカ姉ちゃん、僕、姉ちゃんのこと、大好きになってしまいました。最近、姉ちゃんのことばかり、考えてしまいます。これって、恋って、言うんですか?」
「そうね。恋なのかもしれないね。私も、志郎君のこと、大好きよ」

朝、起きてから、勇気を振り絞って、言ったんだ。
「僕、眼をじっと見合わせながら、ハルカ姉ちゃんとキスがしたくてたまらないんだ。お願い、僕と真剣にチュッチュしてください」
「そうか、寝ているとき、それとなく口と口を合わせていたけれど、まだ、本格的にキスをしたことがないのよね。よっしゃ、今日は、気合を入れて、チュッチュしようか」
僕、奈津さんに習った、唾液を交換しながらのキスを、早速、実践したんだ。
「うまいわね。驚いた。志郎君、誰に教えてもらったの?」
「最近、よく来てきてくれる、ヘルパーの奈津さんだよ。優しくて、何でも教えてくれるんだ」
「へぇ~、で、他に、どんなこと、習ったの?」
「ママやお姉ちゃんに絶対に言わないでよ。え~とね。全身リップの仕方とか、女の人のオマンコへのキスの仕方とか、それから、セックスの仕方とか」
「すごい! それって、女の人を悦ばせる全てじゃない。ねえ、ねえ、志郎君、それ、うまくできるかどうか、私にやってみない?」
「する。する。する。僕、ハルカ姉ちゃんにやりたくて、やりたくて、たまらなかったんだ」

「ねえ、ねえ、私のピーンと張っている乳首と、ベチョベチョに潤っているオマンコ、舐め回してくれないかな。私、今、すごく、そうされたい気分なの」
「ワ~オ、うれしいな。僕、ベッドの脇の椅子に座った方がいいんだよ。そこだと、お姉ちゃんのおっぱいにも、脚を開いてくれれば、お姉ちゃんの割れ目にも、たっぷりキスができるんだよ」
「そうね、今度、その奈津さんに、君とのセックスの仕方、聞いといた方がいいみたいだな」


ハルカ姉ちゃんには、アキノという15歳の知的障害の妹がいるんだ。両親は既に亡くなっているから、たった一人の肉親。ハルカ姉ちゃんが面倒を見るしかないんだ。
昔の言い方だと、精神薄弱。悪い言葉で言うと、知恵遅れとかノータリン。
お金の計算がほとんどできず、読んだり書いたりすることも苦手なんだ。社会生活を送る上で、一人だと、困ることがたくさんあって、ハルカ姉ちゃん、手を焼いているんだ。コンビニに買い物に行かせるのも、心配なんだそうだ。


ママの配慮で、ハルカ姉ちゃんとアキノが、今、僕の家で暮らしているんだ。ミドリ姉さんと僕の部屋の隣りの部屋なんだ。いつもドアを開けているから、車椅子を脚で蹴ったりして、僕一人でも、なんとか行けるんだ。ハルカ姉ちゃんとアキノの着替えのときを狙って、そっと忍び込むんだ。僕、ミドリお姉ちゃんの裸を見ても何にも感じないのに、二人の裸を見ると、何故か、チンポコの辺りがボワッと熱くなるんだ。魔法にかかったように幸せな気持ちになるんだ。アキノは、俺のいるのを知っていて、スッポンポンの全裸で、わざと大胆なポーズをとってくれるんだ。

二人を家に住まわせる点については、ママの深謀遠慮があるみたいなんだ。
現在、ソープランド「オオモリ」のナンバーワン・ソープ嬢と言っていいハルカをお店の後継者として、育てたいみたいなんだ。頭もいいし、できたら、僕と結婚させたいらしいんだ。
「志郎、ハルカお姉ちゃんのこと、好きみたいね」
「大好きだよ」
「もし、ハルカお姉ちゃんがお前と結婚したいと言ったら、どうする?」
「結婚したら、好きなときにセックスできるんだよね。そうなったら、最高だもの。僕、結婚する。する。絶対、する」

同じ障害者というわけだからでもないのに、アキノは僕の言わんとすることをすぐ理解するんだ。だから、アキノと出歩くのは、ママとより、ミドリ姉さんとより、気が楽なんだ。
アキノは考えることは苦手だけど、体力は有るんだ。僕の車椅子をどんどん押して、コンビニでも、公園でも、俺が望むところ、何処にでも行ってくれるんだ。俺の頭とアキノの肉体が一緒になれば、健全な人間が一人出来上がるんだ。だから、どこに行っても困ることがないんだ。
本屋に寄って、大人用のエッチなフォトマガジンをめくっていても、アキノだと何にも気にしないですむ。俺がすごいと思ったハメハメ写真など、見せてやると、アキノ、眼を輝かせて覗きこみ、ニコッと笑うんだ。可愛いったら、ありゃしない。
「アキノもこんなこと、やってみたいか?」
「う~ん、わからない。でも、志郎お兄さんとなら、やってみたいな」
「そうか、今度、二人だけで、誰にも邪魔されず、ニャンニャンしようか」
「うん、する、する」

ママはアキノを可愛がっている。というより、女中代わりに、使っているだ。面倒な力仕事は、最近は、アキノにさせることが多いんだ。嫌な顔一つせず、言うことをどんどんこなすアキノは実に重宝。可愛がるわけだ。

ハルカ姉ちゃんは、気が向いたときだけ、俺とセックスしてくれるんだ。でも、外に彼氏ができたみたいで、最近、冷たいんだ。全くお呼びがかからなくなったし、帰ってこない日も多くなったんだ。

でも、日々、俺の性的欲求は高まる一方。
セックスしたい。セックスしたい。セックスがした~い。
で、目が向いてしまうのは、夜、隣りの部屋に一人でいるアキノなのは、自然の流れだよな。アキノも、とろい感じを除けば、ハルカ姉ちゃんに負けないくらい、セクシーな美人なんだぜ。

アキノの部屋で、アキノにエロ写真雑誌を解説しながら、一緒に見ているときだった。チンポコの方が大きくなって、訴えかけていたんだ。やっちゃえ、やっちゃえ、やっちゃえって。
アキノ、敏感に感じ取って、俺のブリーフを下ろし、チンポコ、摩ってくれたんだ。さらに一回り大きくなって、もう発射用意万端。
「アキノ、もう、出すしかない。ちょっと、俺の部屋まで一緒に付き合ってくれないか」

俺は、アキノに、ミドリ姉ちゃんのコンドームの隠し場所の引き出しを開けさせて、まだ未開封の1ダース入りの箱から、3個のコンドームを取り出させ、アキノの部屋に戻ったんだ。
「アキノ、今日こそ、それを使って入れたり出したりしようぜ」アキノは実にうれしそうに、俺に抱きついてきたんだぜ。

ハルカ姉ちゃんと俺とのセックス現場を何度も、じっと見つめていたんだ。出し入れの要領は分かっている筈。
アキノ、俺の身体を抱いて、ハルカ姉ちゃんのダブルベッドに移すと、クチャクチャの笑顔で、俺のチンポコにコンドームをはめてくれたんだ。

まだ、処女なんだよな。不安な顔をして、聞いてくるんだ。
「志郎お兄さん、これから、どうすれば、いいの? アキノ、始めてだから、よく分からないの」
「まだ、アキノのあそこ、濡れていないと思う。俺の口の前に、お前のあそこを持ってこい。ベロベロに舐めてやる」
「わかった。お兄さんとセックスするのが夢だったんだ。うれしくて、うれしくて、涙が出てきたわ」

それからが修羅場さ。アキノ、ギャンギャン泣き叫びながら、俺の上で、凄まじい勢いで動き回るんだ。俺が今まで経験した一番激しいセックスだったかもしれない。その日、俺は、続けて3度、出したことだけは記憶している。何度か、アキノが、俺の部屋に、コンドームを取りに行ったんだから、もう少し、出していたのかもしれない。
とにかく、二人は、全裸で抱き合って、死んだように眠っていたらしい。
明け方、ハルカ姉ちゃんに、揺り動かされて、やっと、眼を覚ましたんだ。
「お前達、ちゃんとコンドームつけて、やったろうな。それだけが心配だ」
「お姉ちゃんのやり方、よ~く見てみていたから、大丈夫よ。使ったコンドームも、お姉ちゃんがやるように、きっちり結んで、テーブルの上に並べてある」
「おい、おい、おい。お前達、6発もやったんかい。すごい。疲れたろ」
「ぐったりして、もう動けない。お姉ちゃん、お願い、今日は、私のベッドで寝て」

それから、アキノとの蜜月の時間が、ずっと続いている。アキノとの濃密な時をはさみながら、通信制高校の勉強も意欲的に続けていたので、期末試験に好成績を残すことができたんだ。この分だと、卒業時に大学への推薦ももらえるかもしれないな。
濃密な性交と濃密な勉学、相反しないんだぜ。場合によっては、相乗効果も発揮するんだ。先入観で、物事を見てはいけないぜ。


ハルカとアキノ、俺との身体の上手な交え方が、今一、わからない。そこで、セックスボランティアの奈津さんの指導を受けることになったんだ。
「百聞は一見に如かずよね。口で説明するより、これから、志郎君との激しいセックス、お見せするわ」
奈津さん、しばらくセックスしていなかったみたいで、燃えるわ。燃えるわ。類焼しそうなものがあったら、すぐに、火が移っただろうな。

俺と奈津さんの燃えるセックスを観戦したことで、アキノ、俺とのセックスの勘所をつかんだようなんだ。快感の得方、快感の与え方を理解したんだって。アキノって、セックスに対する直感的能力が先天的に優れているんだ。その感性たるや、癒しの女神が乗り移っていると思ってしまうんだ。

俺とアキノのセックスに弾みがついた。
奈津さんの火が燃え移ったのか、アキノ、火の玉女となり、セックスの度、大炎上するんだ。愛くるしくて、情熱的で、思い込みが一途で、俺の心を狂おしく乱すんだ。セックスを終えた後の天使のような笑顔は、愛おしいったら、ありゃしない。
この頃は、アキノを恋人と考えていたんだ。

今夜も乱れるわ。乱れるわ。あの愛くるしいアキノが、呪われた魔女に変身。狂気の眼差しで迫ってきて、乱れまくるんだ。アキノの隠れている一面を見たような気がして、アキノを一生、守らなければいけない、いや、アキノに尽くさなければならないと思っている。


ハルカ姉ちゃんは、彼氏とやるときは、ピルを飲んでの生出しだった。必然的に、アキノもピルを飲んでの生出しに移行した。いっそうの快感を味わえるようになり、ピルを魔法のお薬だと言い、ピルを飲む時は、両手を合わせてから飲むんだ。ピルの信望者となって、コンドームの存在すら、忘れてしまっていた。

アキノには、ピルの飲み方がよく理解できない。で、ハルカお姉ちゃんが飲む時、一緒に飲んでいたんだ。


アキノ、予定日から2週間以上、過ぎてもメンスがこないんだと、深刻そうに、俺に相談してきたんだ。俺、女の身体のことなんて全くわからない。メンスって、生理のことで、月1回、女のあそこが出血して、その時はセックスができないってくらいの知識しかなかったんだ。
身体がだるく、吐き気がして、胃がもたれ、トイレに駆け込んで、何度もゲー、ゲー、吐いたいると聞いて、病気なのかと、思ったんだ。
乳房が固くなって痛いし、ちょっとしたことにもイライラするんだと言われ、仕方無く、ママに相談したんだ。ハルカお姉ちゃんの持っていた妊娠検査薬を飲まされ、陽性反応が出たんだ。あわてて、ママが、産婦人科に連れていったさ。医者から、妊娠2ヶ月と宣告されたんだ。
アキノ、事の重大さがわからず、へらへらしていたら、青い顔したお姉ちゃんに怒鳴られたんだ。
「お前ら、ちゃんとコンドームつけて、セックスしてたよな」
「お姉ちゃんと一緒にピルを飲むようになってからは、コンドームなんかつけたことないよ」
「ピルはちゃんと飲んでいたよな」
「お姉ちゃんと飲んでいたでしょ」
「この前、私が彼と香港エッチ旅行したとき渡した5錠、毎日、ちゃんと飲んでたよね」
「えっ、毎日、飲むんだったの。アキノ、一度に、全部飲んじゃったよ」
「それよ、それ。あちゃあ、説明不足だったな。ゴメン」


堕ろすことも、ママとお姉ちゃんは真剣に考えたみたい。
「アキノ、お腹の赤ちゃん、堕ろそうか」
「オロスって、どこにオロスの?」
「どこなのかな。大根おろしみたいにオロスのかな」
「えっ、すりつぶすの?」
「まずい。冗談を言ってる場合じゃ、ないな。アキノ、真剣に聞いて。オロスって、赤ちゃんを生まれてこれなくすることなの」
「それって、赤ちゃんを死なせるのよね。嫌だ。嫌だ。そんなの、絶対に、嫌だ。赤ちゃんが可哀想!」
アキノ、大泣きして、涙が止まらない。食事も取らず、いつまでも、いつまでも、泣き続けているんだ。
その様子を見て、ママも、ハルカ姉ちゃんも、子を産ませるしかないと、判断したようだ。

「知的障害が遺伝じゃないって、わかったんだし、赤ちゃんを殺すことはないわね。産んでもらおう。アキノの気持ちを踏みにじるなんて、とてもできやしないわ。手が空いたときは、私も、赤ちゃんを一緒に育てるわ」
「ママも、できるだけ、育児協力するわ。でも、アキノって、独占欲が強いから、赤ちゃんに触らせてくれないないかもしれないわね」
赤ちゃんを産むことになって、アキノ、大喜び。俺も、実は、すごくうれしかったんだ。でも、赤ちゃんを抱いてやれないことを思うと少し複雑だったかな。でも、赤ちゃんと心を通わす方法、いくらでも、あるよな。逞しくて明るいアキノが一緒にいるんだもの、大丈夫さ。


「志郎、明日にでも、アキノと一緒に、区役所に赤ちゃんの出生届け、出しておいで。心配なら、私がついていってあげるわ」
「ママ、俺達二人だと、何でもできるんだ。もうママの手は借りる必要ないよ」
「ところで、赤ちゃんの名は決まったの?」
「ママのユキと、アキノのアキを取って、アキユキ(明幸)としたんだ。俺が勝手に決めちゃった。ママの意見も聞かずにごめんなさい」
「明るくて、幸せね、それ、いいわね」


ママの一声で、部屋替えが決まったんだ。
俺とアキノと赤ちゃんの明幸の3人は、ミドリ姉ちゃんと俺の使っていた広い部屋。
ミドリは大学の研究が忙しくなるため、2階のママの部屋の隣りの個室。ここまでは、何の問題もない。
問題は、ハルカとアキノが暮らしていた部屋なんだ。
アキノがそのままだったのだけど、その同室の相手は、なんと、小さい頃から、ママの隣りのベッドでずっと寝ていた次男の圭介なんだ。
中3の14歳。バリバリのサッカー部員。アキノ姉さんより、5歳も下。姉さんから見れば、まだ可愛い子供だよな。でも、二人の健康な肉体と強い性欲を考えると、男と女の関係になるのは、時間の問題なんだよな。
ママは、選択したんだ。俺の面倒を一生見ることを躊躇しているアキノに、圭介の子を産ませて、ソープランド「オオモリ」の後継者にしようというんだな。ママの魂胆など、最近は見え見えに、見えるんだ。

3ヶ月もしないうちに、圭介、大きく変身したんだ。ヒゲも濃くなり、身体も一段と逞しく男らしくなり、態度に余裕が出てきているんだ。ハルカ姉さん、圭介とセックスしているのをうれしげに漏らしていたし、アキノは、現場も何度か見たんだって。見なくても、俺は雰囲気でわかったよな。

「お姉ちゃん、明日のサッカーの試合、見に来てほしいな」
「圭介、私と二人のときは、お姉ちゃんと呼ばず、アキノって、呼び捨てにする約束だったでしょ」
「アキノ、明日の試合、アキノのあそこにブチ込むつもりで、必ず、ゴールを一発、揺らすから、必ず、見に来いよ」
「わかった、一発、入れたら、ママと抱き合って、大騒ぎするわよ。すごい、快感なんだろうな」
                           ・・・・・・・第3話 終了・・・・・・・
by tsado13 | 2011-10-25 16:22 | ゆるい女